池袋の新文芸坐シベリア超特急のオールナイトイベントを見に行ってきたですよ。
こないだのコサキンで行った人のハガキが紹介されてましたけどいちおう自分なりに報告。

当日券は早々に売り切れたようで前売で買っといて正解でした。
客層は意外にも女性が多く、濃い映画ファン、みうらじゅんファン、コサキン等でシベ超に興味を持った人達が混ざった感じでしょうか。
まず上映前に、みうらじゅん氏、水野晴郎氏、西田和晃氏(ぼんちゃん)のトークショウ。
最初にみうらさんが登場して「とっとこハム太郎の上映会にようこそ」と軽いジャブ。
続いてぼんちゃんと晴郎ちゃんが映画のときと同じ軍服姿で登場し大きな拍手が起こりました。
まずは晴郎ちゃんとぼんちゃんでシベ超の名シーンの再現。
ぼんちゃんはえらくはりきってます(笑)。
始める前にみうらさんが
「これはコントではありません」
と言うと客席は爆笑。
いや、ほんとにコントみたいだったんですよ(笑)。
晴郎ちゃんほとんどセリフ覚えてないしねぇ。
シベ超2の晴郎ちゃんの名セリフ「やめた〜」の再現でまたも爆笑。
お笑いスタ誕で“盆と正月”のコントを見て育った世代(笑)にはぼんちゃんのコントが見られただけでも満足ですわ。

続いて「シベ超がいかに日本の映画に影響を与えたか」を検証するコーナー。
邦画のワンシーンを5本ほど上映してどの部分がシベ超から影響を受けているかを紹介。
1本目は電車が走るシーンが登場。

「これはシベ超からの影響です(笑)」

シベ超って電車走ってたっけ?(笑)
他の作品もすごいこじつけでシベ超から影響を受けたことにされてしまいました(笑)。
紹介された作品がVシネマっぽいのばかりだった(哀川翔さんのもあった)のはたぶん気のせいでしょう。

シベ超3に出演した若い役者さんたちの舞台挨拶もありました。
みんな晴郎ちゃんのことを閣下って呼んでるのですねぇ。
ひとりべっぴんさんがいたのですが15歳と知って客席から驚きの声。
時間的に問題があったような気がしないでもないです。

さて本編上映
シベリア超特急
シベリア超特急2」

先ほど再現したシーンが登場すると再び笑いが起こる。
2の階段落ちのシーンは脱力せずにはいられません(笑)。
感想としては佐伯大尉役はぼんちゃんのほうがいいですね(2で演じた竹田君が悪いわけではないですが)。
それと2のホテルのボーイ役の少年は西武の松坂選手に激似だなぁと。

3本目は「新幹線大爆破」フランス語吹替え版。
最初はすごく違和感があったけど(高倉健さんや宇津井健さんや千葉真一さんがフランス語でしゃべるわけですし)やっぱり面白いです。
そうそう、フランス語のなかに日本語が混ざるとなんか面白いっすね。
舞台は日本なので会話の中に「toshima-ku higashi-ikebukuro」なんて単語が出てくるので妙です。
ペリエ騎手のインタビューでフランス語のなかにいきなり「machikane-jindaiko」なんて単語が出てくるのと同じですね(笑)。

フランス語版ではカットされたシーンも多かったです。
高倉健さん扮する沖田が事件を起こすに到った回想シーンが全部カットされてたのはちょっと不満。
藤田弓子さん(トトロ似)の出演シーンも無くなってました。

最後の上映は「そして誰もいなくなった
当初は2度目(だったかな?)の映画化作品の上映予定だったらしいのですが、事情により3度目に映画化された作品に変更されたそうです。
これって本来なら大問題なんですが、今回はこの作品が目当てだった人はほとんどいなかったようで何事も起こらず。
この作品を上映したのってもう5時すぎてからだったんですよ。
さすがに眠くてうとうとしてました。
で、ハッと気がつくと誰か死んでるの繰り返し(汗)。
後半はちゃんと見てたけどよく理解できませんでしたわ。

というわけで長いイベントも終了。