今日まで銀座シネパトスで上映されていた「海底軍艦」(1963年公開)を観てきました。

なぜか無性にマンダ(龍みたいな怪獣)を見たくなったんですゎ。
ストーリーを大雑把にいうと、海底にあるムウ帝国が地上に攻めてきて、海底軍艦轟天号」でそれを打ち破る話(大雑把すぎ)。

マンダはムウの守護怪獣なんだけど、轟天号にあっさりやられちゃいました。
こんな怪獣が後に「怪獣総進撃」に出ちゃうんだからわからないものです。

この作品には印象に残る出演者が多いです。
まずはやっぱり田崎潤さん。
轟天号の指揮をとる大佐役がはまりすぎです。
今でもこの手の指揮官役ではこの人の右に出る人はいませんね。

天本英世さん。
こちらはムウの幹部(そういう言い方はしないか)でこれもはまり役です。
当時ですでにおじいさんっぽいです(笑)。

一番印象に残ったのはムウの女帝を演じた小林哲子さん。
役柄上かなり濃いメイクですがなかなか綺麗な方で、プライドの高さと弱さを上手く演じていて悪役なのにちょっと惚れちゃったんですけど(汗)。
ヤヌスの鏡」でヒロインの母親役だったそうなのですが残念ながら観てたのに覚えてません。
数年前にお亡くなりになったことを知りちょっと残念。